【BRODY Vol.3本日発売】峯岸みなみ、11年目を迎えるAKB48を語るロングインタビュー掲載
今年10周年を迎え、今や国民的アイドルの地位を確立したAKB48。その中でも現役メンバーでは3人だけとなった1期生として、黎明期から今に至るまで活躍を続けている峯岸みなみ。そんな彼女が10年を振り返るとともに、11年目の決意を語ってくれました!
ということで、インタビューの一部を公開します!
峯岸みなみ(みねぎし・みなみ)
1992年11月15日生まれ
東京都出身
AKB48・チームKキャプテン
愛称は「みぃちゃん」
撮影=國方 大
取材・文=高橋芳朗
「峯岸チームK初日前夜/レジェンド二人からの激励」
──峯岸チームK、いよいよ始動しましたね。初日(11月30日)の公演終了後にはツイッターに「ものすごくカッコいいチームになりそうだ!」と興奮気味にポストしていました。
峯岸 実は初日を迎えるまでは「絶対これ無理だな……」って思ってました。時間もぜんぜん無かったし、兼任である姉妹グループのメンバーもまったくリハーサルに参加できなくて。もともとチームKだったメンバーとのモチベーションの差もあったし、とにかく全体的にチグハグのバラバラで「これがあと数日で本当にひとつのチームとしてステージに立てるのかな?」って不安で不安で、体調が悪化するぐらいのところまできてたんですよ。そういう状況だったからゲネプロもたいした手応えのないまま終わってしまい、めちゃくちゃ緊張して本番に臨んだんですけど、やっぱりみんなプロでしたね。お客さんを前にするとモチベーションもパフォーマンスもぐんと上がるんですよ。最後の『支え』はメンバー間の絆について歌っているんですけど、そのときみんなと目配せしたときにはじめて「このチームいけるかも!」って手応えを感じました。
──絆といえば、前日にはかつてチームKで共に汗を流した宮澤佐江さんと大島優子さんからメールをもらったみたいですね。
峯岸 佐江ちゃんからは「がんばってね!」って応援メッセージをもらいました。佐江ちゃんは今回の演目の『最終ベルが鳴る』公演を経験しているから、年末の歌番組の収録の合間に振りを教えてくれたりして。それで気にかけてくれていたのか、メールをもらったことですごく癒されました。優子のメールは私の内面的な部分を察してくれた内容で。やっぱりキャプテンとしてまた新しいチームをつくることってものすごく気力も体力も要求されるし、AKB48で10年やってきていろいろなことがあって、いまさら自分にとってこういう経験が必要なのだろうかというか、これをがんばった先になにがあるんだろう、という疑問も多少はあるんですよね。
(つづく)
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