頓知気さきな「ウチのこと清楚だと思ってる人、割といるんじゃないかな」【吉田豪の部屋の本】
青春も高校も灰色生活みたいな感じ「あの中に入るの? 大丈夫かな?」
『青春高校』に入ることで全部を変えることができた
吉田 変わったのは『青春高校』に出始めたぐらいですかね。
頓知気 そうですね。全部変わったと言っても過言でないくらい変わりました。
吉田 佐久間さんがミスiDの審査員をやった関係で、ミスiDのかわいいどころを突然『青春高校』にぶち込むという暴挙を行って。頓知気さんもあの番組のいいポジションに入ったわけですけど。
頓知気 私、最初は落ちると思ってたんですけど、お姉ちゃんと離れる時間がほしくて。そのときはずっと抱き合わせだったから、私が出られるところはお姉ちゃんがいる場所しかなかったけど、自分ひとりで出る場所をどれだけ増やすかが勝負だと思って。『青春高校』は学生感が強くてキラキラしてて私に合わなさすぎて、どうなのとは思ったんですけど。
吉田 もともとド陰キャな人ですからね。
頓知気 青春も高校も灰色生活みたいな感じだったんで。入る前に劇場公演を見たら、テンション爆上げな感じですっごいキラキラしてて、「あの中に入るの? 大丈夫かな?」と思ったんですけど、何でもやろうの時期だったので。自立するために、とりあえず一時的に売れたいみたいなところがあって。
吉田 姉から離れる自由を得るために、テレビに出る(笑)。
頓知気 結果やりたくないことをやることになるけど、どうせ辞めさせてもらえないんだったらお姉ちゃんに鎖でつながれてウジウジついていくよりはひとりでやったほうが絶対良いなと思って。
吉田 そういう考えでテレビのオーディションを受ける人、いないですよ。
頓知気 たぶん超レアケースだと思います。でも、オーディション週に何も爪痕を残してなさすぎて。ニコニコ座ってただけだし、たぶん落ちるなと思ったんですよ。でも受かりました(笑)。
吉田 今でこそキャラが濃いですけど、あのぐらいまでは姉の個性が強すぎるせいで、おとなしい正統派ってイメージが強かったんですよ。
頓知気 強かったと思います。最近でもウチのこと清楚だと思ってる人、割といるんじゃないかな。
吉田 最近はタガが外れて、のびのび発言するようになり。
頓知気 楽しくやってます。
吉田 YouTubeでも「あれ、お姉ちゃんより口悪くないか?」みたいな感じになってたり、姉妹でのインタビューをしたときも戦慄さんが頓知気さんに何度も「使える話して!」って言うぐらいで。ハラハラする関係の姉妹だったのが、いまはすごく良い関係になってて。
頓知気 そうなんですよ。別にどこかで軌道修正したわけでもないのに、まとまりましたよね。
――インタビューの続きは「吉田豪の部屋の本vol.1」にて!
【プロフィール】
とんちき・さきな 2000年3月6日生まれ。大阪府出身。女性アイドルユニット「femme fatale」、「青春高校3年C組・ハイスクールベイビー」のメンバー。ファースト写真集「ときめきヒロイン」が4月21日に発売された。戦慄かなのは実姉。
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