長月翠「ここホントに家なんですか? ふつうに図書館として来たい」【吉田豪の部屋の本】
「こういう本棚とか見ると倒したくなるんですよ」
1年越しのオファーでついにゲストとしての出演が実現
長月 お待たせしました、ついに!
吉田 番組スタートからオファーを続けて、もう番組が始まって1年超えましたからね。
長月 そうなんですか!?
吉田 なので、長月さんがボクの家にいるっていうのが新鮮です。
長月 っていうか、ここホントに家なんですか? すごい!! ふつうに図書館として来たいです。
吉田 こんなこと言ってますけど、さっき「こういう本棚とか見ると倒したくなるんですよ」とか物騒なこと言ってて(笑)。
長月 ねえやめて、なんで言うのー!!
吉田 どんな性格だよっていう。
長月 倒したい好奇心も読みたい好奇心もあります。
吉田 なるほど。長月さんとは2年ぐらいの付き合いですかね、『ラストアイドル』の長月さんのファーストバトルが2年前の9月10日だったんですよ。
長月 滝口きららちゃんですか?
吉田 そうです。そこからボクらの因縁が始まったんですけど、今となってはものすごい昔の話に思えますよね。
長月 そうです、もう記憶にないぐらい。あんまり覚えてない。
吉田 あんなに炎上したのに! 長月さんのファンからどれくらい殺害予告を受けたことか。
長月 ホントすみません!
吉田 長月さんが謝る要素はゼロなんですけどね。ボクが長月さんと蒲原令奈さんとのバトルで蒲原さんを勝たせたことによる、あのときの炎上をどう見てました?
長月 私のことを誉めてくださってる方が批判してるわけじゃないですか。だから世間に認めてもらってるんだっていううれしさと、でも私に勝った子も豪さんも悪いことをしたわけじゃないから。
吉田 番組のシステムどおりにやってるだけですからね。
長月 だから複雑だった。逆の立場になって考えたときに、つらいよなと思って見てました、悪くないのになと思って。
吉田 最初からそれは言ってましたよね。「なんで長月を落とすんだ!?」って、自分を評価してもらえる喜びはありました?
長月 負けた子たちみんなそれが支えになるんで。複雑。
吉田 『ラストアイドル』という番組をザックリ説明すると、アイドル勝ち抜きバトルで審査員が4人いて、そのうちのひとりが無作為に選ばれて、多数決ではなく独断で勝者を決めるシステムで。ただ番組は3本撮りなんで、なんとなく1回はまわってくるなっていうことで、1本目、2本目で誰だったから次は誰かな、みたいな読み合いをするんですよ。
長月 私たちも今回は絶対この人だとか。
吉田 初登場の審査員は絶対に1回は当たるはずだから、自分には来ないなとか、いろんな読み合いをしていたんですよ。
長月 2回目はこないだろうなって安心しますよね。
吉田 3本撮りの1本目で当たったあとの2本目3本目は気を抜いてる感じとか、実はあるんですよね。最初は八百長を疑ってる人もいたと思うんですけど、ガチはガチで。やってて思ったのは、審査員が曲にノッてるかどうかとかの反応をスタッフが見た上で、勝敗が面白くなりそうな審査員を選んでる感じが絶対にあって。
長月 私、自分が落ちたときにやらせじゃないんだって初めて気づきました。
吉田 そうだったんだ(笑)。
長月 子供だったんで炎上したら悪いことだと思ってたんですよ。「炎上しちゃった、ダメなことだ!」みたいな。でも、今思うと番組的に良かったって思います。
――インタビューの続きは「吉田豪の部屋の本vol.1」にて!
【プロフィール】
ながつき・みどり 2000年5月17日生まれ、愛媛県出身。テレビ朝日『ラストアイドル』に暫定メンバーとして出演したことで注目される。現在、同番組名と同じ名前のグループ「ラストアイドル」のメンバーとして活動中。
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