西井万理那「でも私、豪さんの部屋も好きだよ。ホントに場所が良いもん」【吉田豪の部屋の本】
「豪さんってしゃべりやすいの。すごいカウンセラーに向いてるよ」
私、保育士になりたいの。保育士やりつつアイドルもやりたいの
吉田 よく「可愛ければ悩みなんかなくなるのに」みたいなこと言うけど嘘じゃんっていう。ものすごく可愛いアイドルが自己肯定感が低くて悩んでるの見ると、ビジュアル関係無いなっていう。
西井 なんでだろうね。何がそうさせるんだろうね。でも、自己肯定感が低い人って上に上にいきたがるから、それはそれでいいんだよ。
吉田 なんとかしなきゃっていう思いが出てくるから。
西井 そうそう、プラスに考えるとそういう意味だよね。
吉田 「意外と頭良いんだね」と言われてますよ。
西井 私ね、地頭は良いのよ。ウソウソウソ、良くない(笑)。
吉田 でも思いますよ。(コメントを見て)「心理学やってるもんね」。
西井 そうだよ、心理学やってるよ。
吉田 教えてくださいよ。
西井 あのね、心理学難しいよ。あれ勉強したって人の心理わかんないし。もっと深くやったらわかるのかもしれないけど、私がやってるヤツじゃわかんない。でも人の心理に興味あるんだよね。
吉田 ボクもこの仕事してると心に闇を抱えた人と会う機会が多いんで、そういう人たちを傷つけないように励ますような活動が自然と増えるから、やってることはカウンセリングに近くなってくるわけじゃないですか。
西井 いいじゃん。豪さんってしゃべりやすいの。けっこういろいろしゃべっちゃうのよ、ベラベラ。口に出すと頭が整理されるでしょ、だからすごいカウンセラーに向いてるよ。名乗ってもいいんじゃない? Twitterのプロフィールに。
吉田 ダハハハハ! カウンセラーのプロを名乗ったら怒られますよ。
西井 豪さんってなんでプロインタビュアーになったの?
吉田 そこから?
西井 え、だって気になんない? 私、人の人生が気になるんだけど。
吉田 もともと取材とかいろいろやってるなかで、フリーになって名刺作るじゃないですか。肩書きをどうしようかって思ったときにフリーライターだと腐るほどいるんで、わかりやすいもので自分がプロを名乗ってもいいものは何かなって考えたときに、自分は自信があるのはインタビューだなって思って。
西井 え、すごい。それ、何歳のときにやり始めたの?
吉田 20代では名乗ってたんじゃないかな。
西井 10代ぐらいからやってたの?
吉田 やってはいましたね、プロじゃないですけど。
西井 カッケー! いいなー、極めてるのいいよな。
吉田 肩書きがアイドルだけだと漠然としすぎるから、何かわかりやすいものがあったほうがいいのかもしれない。
西井 それな。私もいま一生懸命見つけてるのよ。あーでもこれ言わないほうがいいかな。
吉田 何ですか?
西井 保育士。
吉田 へ?
西井 私、保育士になりたいの。
吉田 就職したいっていう話?
西井 違う、保育士やりつつアイドルもやりたいの。真剣にやりたくて調べたの、ユーキャン保育士講座。
吉田 で?
西井 そしたら1年勉強するの。
吉田 それぐらいだったらできるんじゃないですか?
西井 試験が難しいんだって。やりたいんだけどできるかなー。
吉田 芸能やりつつってことですよね。
西井 もちろん。ママが保育士にあこがれてて、ずっと保育士やってほしいって言われてたの。だから保育士は気になる。うわ、「西井ちゃんのこと好きになった」だって、うれしい!
吉田 この自由な感じが。
西井 うれしい! でも私、豪さんの部屋も好きだよ。だってここ豪さんの家らしいよ、ヤバくない? 超良い、うらやましい! ここ良いよね。ホントに場所が良いもん。終電を逃したら泊めてほしい。
吉田 ダハハハハ! もう一つ家があるんでボクはそっちに行けばいいから。
――インタビューの続きは「吉田豪の部屋の本vol.1」にて!
【プロフィール】
にしい・まりな 1997年8月22日生まれ、埼玉県出身。高校在学中に東理紗と「生ハムと焼うどん」を結成。セルフプロデュースのアイドルとして注目されるが、2017年に活動を休止。現在はアイドルグループAPOKALIPPPS、ZOCのメンバーとしての活動を行っている。
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